天使の園ブログ

2025/6/1

🏠天使の園・分園の様子🏠


今年度より、昨年度まで使用していた修道院を改築し、天使の園の“分園”として運営を始めました。現在は2ユニットで男子児童11名、職員6名で生活をしています。

今までの生活との大きな違いについては、毎食、ユニットに所属している職員が子どもたちへ食事を提供しています。職員も一人暮らし等での食事は作ることはありますが、自分以外の方への食事を提供する習慣がないため、食の好み等を探りながら、日々の職務に励んでいます。そんな中、ある子どもが「スクランブルエッグを作りたい。」と職員に申し出ました。話を受けた数日後が祝日だったため、朝起床後に朝食のスクランブルエッグをその子が作り、みんなで食べました。作っている最中に「しょっぱいのと甘いのだとどっちがいいのかな?」との質問を受けたため、好きな味付けで良いことを伝えました。何気ない話の内容でしたが、子ども一人一人の好みの違い等にも把握しつつ、食べ盛りの子たちの食事のバランスを考え、楽しい食卓を目標に今後も励んでいきたいです。

尚、写真については、朝食作りの際の様子です。

                                                      児童指導員:星野

2025/5/28

                たくさんの春🌸みつけたよ!


本園のルームには、スミレ、コスモス、ライラックなど植物の名がそれぞれ付いています。

そのなかで一番背の高い“ポプラ”ルームは、名の通りこれまで中高生男児の生活拠点でした。

しかしルームの編成を経て春からは、幼児男児4名と元幼児の専門学校生の計5名が過ごしています。

年齢差があり生活リズムもちがうので、交わる機会は少ないのですが、顔を合わせれば肩車をしてもらったり、時には髪をカットしてもらうなど優しいお兄さんは幼児の憧れのようです。

 

さて昨年度に続き、幼児ルームは「五感を使って野外で遊ぶ」ことを目標にしています。

目下幼児たちのブームは、松ぼっくりをせっせと拾い集めては、しゃがんだ職員のお尻の下にそっと置くことと(いわゆる溜めフンの図。子どもってすきですよねえ)、水たまりで思い切りビチャビチャ飛び跳ねることです。

外で遊ぶことで、天気にまつわる会話が自然と増えてきました。“まぶしい”、“かぜがふいてる”、“(太陽が雲に隠れ)あ、くらくなったからねようかと言って芝生にゴロンと寝そべることも

 

日常のなかで「自分でできることは自分でしようよ!!」と口走ることもしばしばですが(反省)、長い人生で子どもでいられる期間はほんのわずか。

たくさん遊んで、ゆっくり成長してほしいと願っています。

                                                      保育士:善浪

2025/4/30

🏠天使の園 分園「かすみ荘」🏠

 

天使の園と共にあり、今の礎を築いてくださったマリアの宣教者フランシスコ修道会のシスター方のお家である修道院が、20234月に閉院しました。その修道院の建物をいだたき、少し改装工事を行いました。そして、この20254月から子どもたちの住まいとして、天使の園の分園(通称:かすみ荘)がスタートしました。

325日に、カトリック北広島教会の李神父様に祝別式を執り行って頂きましたが、その際に「シスター達が住んでいた建物なので守られていると思います」とおっしゃっていました。

この分園である「かすみ荘」、そして地域小規模の「つくしの家」、本園と子どもたちの住まいは分かれていますが、天使の園として職員全員で子どもたちの生活を守っていきますので、お祈りそしてご支援いたければ幸いです。

 

写真は、電気が付いているだけの、分園の建物の写真です。

ただ、シスター方が引っ越ししてから夜は真っ暗だった建物に、生活している活気のある明かり。シスター方から引き継いだこの建物に、新たな灯火がともっているようで、何だかうれしくなりました。


施設長 畠山

2025/4/21

🎣魚釣り🎣


先日、中学校の振替休日があり子どもと海釣りをしてきました。

天候にも恵まれ春を感じながら竿先を真剣に見つめ魚が掛かるのを待ちます。

一度大物が掛かりましたが針を伸ばされ逃げられてしまいました。

今日は釣れないと諦めかけて片づけをしていると大きく竿が揺れ、慎重にやり取りをして最後に50センチのアイナメを釣ることができました。

帰園後は釣った魚を捌くことにも挑戦し、鱗取りから三枚卸しまで綺麗に捌くことができました。

捌いたお魚はから揚げにして、いつも苦手なお魚ですが今回は自分で捌いて調理したのもあり特別な味となり美味しくいただきました。

普段は切り身となり調理された魚を食べていますが、今回、釣りを通じていのちを頂く大切さを学ぶことができたように感じます。       

                                                                              児童指導員:加藤